ごあいさつ
こんにちは。
心理カウンセラーの宗方久美子です。
私は今、過食・ダイエット依存・リバウンド摂食障害といった、心・体・食に関わる問題にお悩みの女性が、心身の健康を取りもどし、輝きに満ちた人生を歩んでいくための心理カウンセリングをおこなっています。
このような仕事に携わることになったのは、私自身、摂食障害で心身ともにボロボロになり、人生に絶望しか見えない中で、14歳から41歳までの約27年間を過ごした経験があるからに他なりません。
ひどい体調不良で心も病み、ひきこもり、対人恐怖、自己否定から、ただただ死を願う日々でした。
ですが、心の奥底に大量に蓄積されていた重苦しい感情を解き放ち、食を見直す冷静さをとり戻すことで、ようやく過食を克服し、健康になることができたのです。
あなたが前へ向かって歩んでいくための光を、私の体験から少しでも見出していただけたらと、心から願っています。
長文となりますが、最後までお読みいただけますと幸いです。
略歴
小学校6年と高校2年、父親の仕事の都合で2度転校。
環境変化により、対人関係の複雑さを意識しはじめる。
中学2年で摂食障害発症。
過度のダイエットから拒食、過食に。
心が不安定になり、さまざまな体調不良が起こってくる。
大学進学で上京。
ひとり暮らしによる解放感と将来への不安から、過食に逃げる日々が続く。
22歳~ 出版社・マーケティング会社に勤務。
激務、セクハラ、パワハラのストレスで過食がますますエスカレート。
心身ともにボロボロで、自殺願望を抱きながら過ごす。
32歳~ 退社してフリーのライターになる。
過食克服と体調改善を目指して、病院や整体、セラピー、カウンセリングに通いつめる。栄養学や生理学、内面美容、心理学、スピリチュアルなどの学びを深める。
41歳で過食を克服。心身の健康を取りもどし、望む未来へ向かって歩みはじめる。
その後、ローフード・スーパーフードなどのヘルシー食講座や食生活カウンセリングを多数開催。
食と心身の健康に悩むたくさんの方々との関わりから、過食・ダイエット依存を回復へ導くためのオリジナルメソッドが確立されていく。
現在、カウンセリングサロン「みらきゅらいず」を主宰。
過食・ダイエット依存・リバウンド・体調不良に悩む女性たちが輝きに満ちた幸せな人生を歩んでくことを目指して、心理カウンセリングをおこなっている。
中学2年で摂食障害に!
サラリーマンの父親と専業主婦の母親、そして2人の兄弟とともに、私はごく平凡で一般的な家庭に育ちました。
小学生の頃は、そこそこ勉強も運動も習いごともがんばって、クラスメイトや近所のに住んでる子たちと楽しく遊び、特に悩みやストレスを感じることなく過ごしていました。
ですが、そんなありふれた日常は、友人からの何気ないひと言で、180度ひっくり返ることになります。
中学2年の時、身長は今とほぼ同じ158cm、体重は52kgで特に太っているというわけではないものの、いわゆる「下半身デブ」的な体型。
ある日、同級生たちに、ジャージ姿の私の身体的特徴をからかわれるという
「事件」が起きました。
「もも、けっこう太いね~。」
「わ~ほんとだ、すっごい、ふっとーい!」
口々にそう言い放ち、しばらくのあいだ大盛り上がり。
笑いの渦の中に身をおきながら、私はその時、ものすごーく傷ついていました。
ですが、彼女たちに怒りや悲しみをぶつける勇気が持てないまま、行き場のない感情は、自分の内へ内へ向かっていきました。
「絶対に見返してやる!!!」
これが私のダイエットへの原動力となったのです。
過激ダイエットから拒食に
ダイエットを決意した私は、
「とにかく食べなければやせられるだろう」
というな安易な考えで、人生はじめての減量作戦をスタートしました。
代謝の高い時期だったこともあり、体重はおもしろいように減っていき、
その変化がうれしくて、ますます食事を減らしていきました。
こうして、わずか1ヶ月あまりで、約10kgのスピード減量を見事達成!
私の急激な変貌ぶりに、かつて私をののしった同級生たちさえも、羨望のまなざしを向けているのを確認することができ、あふれ出す満足感にひたりきっていました。
こうして、短期間のうちに大幅減量に成功し、悦に入っていた私でしたが、ほどなく、手放しの高揚感をあざ笑うかのような体調の変化を、
次々と自覚するにいたります。
生理が止まり、冷え、関節痛、倦怠感、不眠など、中学生の私がこれまで経験したことのない体調の変化が次々と起こってきました。
肌は血色も潤いもなくなり、髪はパサパサ、爪もボロボロ…
視界がかすみ、息苦しく、思考も定まらず、抜け殻のような状態になってしまっていたのです。
拒食から過食へ
絶食に近いダイエット生活を1ヶ月以上続けたことで、私は、食べることに恐怖心をいだくようになりました。
また、食べないことにすっかり慣れきっていたせいか、胃の中は空っぽでも、「お腹がすいた。何か食べたい」という、正常な食欲を感じなくなっていました。
「ちゃんと食べなければ…」
「栄養をとらなくては…」と、
焦る気持ちが高まりつつも、食べることができないのです。
拒食状態のまま、さらに1ヶ月半がすぎた頃、体重はさらに減り、40kgをきるまでになっていました。
こうして2ヶ月以上、ほぼ絶食状態で過ごした後、ほどなく、『過食』という次なる魔の手に、まんまとひっかかることとなります。
ある日突然、猛烈に食べたい衝動にかられ、食べはじめたところ、どうにも止まらない…
大量の食べものを一気につめ込めこんで、
「苦しい…」
「もう食べたくない!」
「気持ち悪い…」
「もう食べられない!」
そう心の中で叫びながらも、食べ続けてしまうのでした。
過食の沼へずぶずぶと…
過激なダイエットによって、食欲にかかわる中枢に異常をきたした私は、食行動をコントロールすることができなくなり、体重はみるみる増え続け、絶望的な思いに包まれました。
「リバウンドなんてしたら、またみんなに馬鹿にされてしまう…」
「太った醜い自分では、誰にも受け入れてもらえなない…」
そんな強迫観念に押しつぶされそうになりながら、再び『食べないダイエット』で収拾をはかろうとし、反動でまた過食、そして拒食、過食…と繰り返す日々。
本来なら、学びや発展に使うべき貴重な時間やお金を、ひたすら自分を傷つけるために費やしてしまっていたのです。
なんとか高校、大学へと進学し、社会人になった頃には、過食がすっかり日常と化していました。
心も体もボロボロに
その頃の私の食生活といえば、ファーストフードや菓子パンを甘い炭酸飲料で流し込む、いわゆるジャンクフードざんまい。
すでにさまざまな心身の不調に悩まされていましたが、さらになる苦しみが押し寄せてきました。
最も苦しかったのが、ひどい便秘でした。
どんどん太っていくことが怖くて、刺激の強い下剤を過剰摂取していたせいで、激しい腹痛におそわれることも多々あり、私の腸はひどくダメージを受け、たくさんの副作用が起こってきたのです。
体に必要な栄養分までも排出されて、気力も体力も失われ、腸機能がますます低下して、自力では排便することができなくなっていました。
顔一面にできた無数の大人ニキビは、ファンデーションをどんなに厚塗りしても隠せず、人と接することが大きなストレスになっていました。
体温はいつも35度台で、ひどい冷えに悩まされ、免疫力も代謝も落ち、よくカゼをひいていました。
おしりや太ももにセルライトがびっしりでき、1時間もじっと座っていられず、あお向けに寝ることもできません。
鎮痛薬が手放せないほどの生理痛とPMS(月経前症候群)で、月の半分から3分の1は、ますます憂鬱な日々でした。
特に社会人になってからは、激務に疲れ果て 、セクハラやパワハラに神経をすり減らし、そのストレスを、とにかく食べまくることで発散していたせいで、体調はさらに悪化の一途。
いつもだるく、イライラやひどい落ち込みを感じ、疎外感、孤独感、不安感などのネガティブな感情の嵐に、今にも押しつぶされそうでした。
もう死にたい!
将来にさまざまな野望をいだく同世代の友人たちがうらやましく、ねたましくさえ思えました。
人間らしく生きるための体温やエネルギーさえも産み出すことができない…
そんな自分がひたすら情けなく、精神的にも肉体的にも、もう限界…
いつしか死を望むようになっていたのです。
「生」とは何なのか、「死」とはどういうことなのかについて、深く考えるようになりました。
そして、今の自分が選ぶべきなのは、食最後まで生ききることだと知りました。
人は皆、幸せな人生を遂げる権利があり、使命でもあるということがわかってきたのです。
「いつかきっと、ふつうに食べられるようになる」「絶対に幸せになれる!」そう信じ、過食の沼から抜け出そうと、強く心に誓ったのでした。
再生への歩み
それからの私は、救いを求めて、病院や整体院、セラピーのサロンなど、
いろいろなところに足をはこびました。
専門家は、本人の力を引き出して正しい方向へ導いてくれる、心強い存在です。
でも、「誰かに治してもらおう」というような依存や受け身の姿勢では、変化は望めません。
そのことに気づいてから、回復へ向かって積極的に取り組めるようになり、
自分がどんどん変わっていくのを実感できるようになりました。
セラピストさんやカウンセラーさんは、私の話に親身に耳を傾けてくれ、こり固まっていた心がみるみるときほぐされていきます。
過食の苦しい心の内を、誰にもちゃんと話したことがなかったので、自分の中に、こんなにも重苦しい感情が、大量に押し込まれていていたのかと、ただただ驚くばかり!
カウンセリングを続ける中で、その感情は、自分の中にいるもうひとりの私の悲痛な叫びなのだと知りました。
も自分を救うカギは自らの中にある
内側の私は、ひどく傷つき、血まみれになって泣いていました。
なのに私は、自分自身を直視する勇気がなくて、ずっと目をそむけていたのです。
食べることさえコントロールできずにいる自分は、この世で最も醜く、無価値で無能な存在だと信じきっていました。
この世から抹殺してしまいたいほど、自分のことが大・大・大嫌いで、悪魔のような自らの内側を観るのは、とても恐ろしいことだったのです。
だからずっと、自分の中にいる小さな私は、ひとり寂しく置いてきぼり。
どんなに暴れて泣き叫んでも振り向いてもらえず、行き場のない怒りや悲しみ、不安、孤独といったさまざまな感情が、過食という自虐行為へと転換されてしまっていたのでしょう。
どんなに深い沼でも、はい上がるための力は本来、自分の中にあることを、
痛切に感じたのでした。
ダイエット依存とリバウンド
こうしてサポートを受けながら、自分の内側と真正面から向き合うことで、
心はどんどん癒されていきました。
自分の感情をひとつひとつていねいに受け止め、本当の想いに耳を傾けることで、やがて心の声だけでなく、体からの声も聞こえてくるようになったのです。
過食の頻度が減り、心身の不調も少しずつ、緩和されていきました。
ピーク時には60kg以上あった体重も、50~53kgくらいに落ち着いてきました。
でも私は、その「やせてない」体型がどうしても気に入らず、流行りのダイエット法に次々と手を出し、やがてリバウンドというループにはまっていました。
一般的には「標準」と分類される体型を「まだ太っている」と思い込み、
自分に満足することができないのです。
「もっとダイエットをがんばらなくては!」
「もっとやせないときれいになれない…」
と考えて、カロリーや体重計の数値がやたらと気になって仕方ありません。
頭の中は太ることへの恐怖心でいっぱいになっていて、食べることへの罪悪感が拭いきれずにいました。
「これは食べてはいけない」
「あれを食べるべき」
というような厳しい制限を自らに課し、それを徹底することで、なんとか安心感を得ようとしていたのでしょう。
でも結局はストレスが爆発することになり、リバウンドをくり返す『ダイエット依存』におちいってしまっていたのでした。
「人の運は食にあり」
それからの私は、話題のダイエット法にまどわされるのではなく、栄養学や生理学、内面美容、心理学、スピリチュアルなど、さまざまな学びを深めていきました。
こうして得た知識から、できそうなことを少しずつ、試行錯誤しながら取り組んでいったのです。
そんな時、江戸時代の観相家 水野南北さんの教えを知ることとなります。
『人の運は食にあり』という言葉が、心に深く突き刺さりました。
「人の運命を決めるのは、食事が何より重要。食の慎み方で人相も運命も変わる」
そう説いています。
食と運命が密接につながっていることに気づき、ただただガクゼンとするばかり。
さらに、欧米で200年以上の伝統を持つ『ナチュラル・ハイジーン』という健康理論をベースにしたデトックスを重視の食事法も、私の意識を大きく変えてくれました。
学びを深めるほどに、これまでの自分の食行動が、いかに残酷なものであったかを、まざまざと思い知らされたのです。
生まれ変わった心と体
過食とダイエット依存の悪循環を断ち切ることで、ますます心と体からの声がはっきりと聞こえるようになり、私の食生活は激変しました。
自分を傷つけるものは食べたくなくなって、心と体が喜ぶものが大好きになりました。
以前は大好きだった、ファーストフードや菓子パン、甘い炭酸飲料は、まったくおいしく感じなくなり、新鮮な野菜やフルーツたっぷりの食事になっていったのです。
カロリーや体重にこだわらず、満足感のある食生活の心地よさを感じているうちに、過食の衝動もダイエット依存も、いつしか私の中から消え去っていました。
食に支配されていた生活に終止符がうたれたことで、長年悩まされてきた数々の体調不良も、次々と改善されていきました。
自然の恵みを感じる食材をシンプルに調理したり、時には大好きなスイーツを心ゆくまで味わいながら、体じゅうに蓄積されていたぜい肉や毒素が、みるみるなくなっていったのです。
心・体・食は密接につながっているので、ので、心の傷が癒やされるにつれて食事がととのい、体が元気になると、心にさらなる安定がもたらされていきました。
心・体・食の調和で新しい私に
食・心・体の好循環によって、思考、言動、習慣が変わり、人格までも変わっていきます。
物事をポジティブにとらえ、明るい気持ちで日々を過ごせるようになり、ようやく将来への展望を描くことができるようになりました。
生きる意欲がわいてくると、新しいことに次々とチャレンジする気力もわいて、行動力が高まります。
引きこもりがちだった生活から一変し、いろいろなところへ積極的に出かけられるようになり、すてきな方々と出会い、たくさんの愛や学びにふれる機会に恵まれるようになりました。
こうしているうちに、「楽しい」「うれしい」「ワクワク」といったポジティブな感情がどんどん増えていき、大嫌いだった自分を愛せるようになり、心から大切に思えるようになったのです。
さらに、自らの命への深い感謝の想いから、10年以上交流を避けていた両親に心を開いて接することができるようになり、祝福されながら結婚することもできたのでした。
『過食』『拒食』『ダイエット依存』『心と体の不調』という、無限とも思われた負のスパイラルから抜け出した先には、こんなにもすてきな世界があったのです。
健康美が輝く幸せな未来へ
こうして私は、無理なダイエットから拒食となり、過食をくり返す日々に、27年という長い年月をかけて、ようやく終止符を打つことができました。
食の重要性をいやというほど味わった私は、その後、『ローフード』『スーパーフード』などの講座や食事カウンセリングの仕事をはじめることとなります。
そこで出会った多くの女性たちは、おすすめする食事法によって、みるみる体調が改善され、理想の体型を楽に保てるようになっていきました。
ですが、かつての私のように過食やダイエット依存に悩む方は、なかなか食生活が安定せず、短期間実践できたとしても、またすぐに暴走が起こり、リバウンドをくり返し、いっこうに不調がなくならないのです。
そんな方々との対話を深めていくほどに、まずは心の問題をクリアするのが急務であることを、強く感じさせられました。
「今、過食で苦しんでいる女性たちを、泥沼から救い出したい!」
「ダイエット依存から解放され、健康美を輝かせてほしい!」
「健やかな心と体で、明るい光に満ちた幸せな人生を歩んでほしい!」
そんな思いが日に日に強まっていき、心理カウンセリングのセッションをはじめました。
過食が長期化して食欲をコントロールする力を失ってしまうと、心と体が本当に喜ぶ食生活への転換は、ひとりではなかなか困難で、時間やお金を無駄に費やしてしまうことになりかねません。
閉ざれ続けた心の内なる声は、そう簡単には聞くことはできないのです。
でも、安心してください!
私があなたの傷ついた心を癒し、解き放つお手伝いをさせていただきます。
長い年月をかけて得た、私のオリジナルメソッドによって、あなたは生まれ変わったかのような健康美を手にし、2度と暗闇へと逆もどりすることはなくなるでしょう。
27年間の摂食障害を振り返って
深い沼からやっとの思いで抜け出して、それから10年以上もの時がたった今でも、その頃のことを思い出すと、胸が締めつけられるような苦しさが込み上げてきます。
正直、後悔することばかりです。
また、自分が摂食障害であったという真っ黒な過去を公表するのも、たいへんな勇気のいることでした。
ですが、この体験は、多大なダメージとともに、新たなエネルギーを私に授けてくれたような気がしています。
長年にわたってこじれにこじれた摂食障害を克服した私だからこそ、今まさに食に翻弄され、絶望の淵に追い込まれている方へ、伝えられることがたくさんあるはずですから!
自分史上最高の健・幸・美は、心・体・食の調和によって叶えることができます。
心・体・食のバランスが保たれた肉体には、美しい魂が宿り、輝きに満ちた人生の扉を開き、心から望む生き方へと、あなたを導き、ともに歩んでくれることでしょう。
希望や喜びをもたらす幸せな人生は、誰もが手にすることのできる権利なのです。
おわりに…
過食、ダイエット依存、度重なるリバウンドで、身も心も傷ついて、出口の見えない深い沼に沈み込んでしまっているあなたへ。
食欲の暴走に翻弄されて、太る恐怖にふり回されるのは、もう終わりにしましょう!
食べることで自分を傷めつける日々を、これ以上、あなたに過ごしてほしくないのです。
心の奥底に押さえつけていた感情を解放し、やさしく癒して、愛にあふれた本来の心へととのえていくことが、解決への第一歩となります。
ただ、その道のりはなかなか険しくもあり、無闇に進んでいると、向かうべき方向を見失ってしまうことも少なくありません。
また、困難にぶち当たった時、自分ひとりの力では乗り越えられず、どうしても挫折してしまいがちです。
こうして出口が見えないまま、ひとり悩み続けていると、こじれて状態が悪化し、苦しい日々がさらに長期化してしまう危険性があります。
とり返しのつかない後悔が増えてしまわないように、できるだけお早めに、ご相談いただけたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます。
カウンセリングセッションで、あなたとお会いできる日を心待ちにしています♪